社長の雑言戯言【創業当初のこと】

私は、昭和22年生まれの団塊の一人。

故有ってテルモ株式会社を円満退社し、39歳で独立し、㈱オーテックエレクトロニクスを創立することになった。

 自宅の敷地内に、180万円かけて、15坪のプレハブ小屋を建てて操業開始。

 プレハブ小屋内には、テルモをやめる時、餞別で戴いた武藤工業製のプロッターと新しく購入した事務所用コピー兼FAX機だけ。

 尤も、そのFAXも外部から掛かってくることなど有る訳も無い退屈な毎日。

 その小屋内で、奥さん(現専務)と2人で、人生で最も自由だった毎日が始まった。

 本当かどうか分からないが、日立製作所では、創業当時の小さな社屋が残っており、「創業小屋」と呼ばれていると言うような話を聞いたことが有り、私もあこがれて、当社もいずれ大きくなったらこれを創業小屋として呼ぶよう残しておきたいと思った。

 それから、30年以上経って、会社は一向に大きくはなっていないが、創業小屋だけは残してある。

 

社長の雑言戯言【創業当初のこと】” に対して2件のコメントがあります。

  1. 田倉和男 より:

    読まれた方、何かコメント残していって下さいませ。
    今後の励みになりますので。
           田倉和男

    1. 芦澤 より:

      この写真の専務は特にチャーミングにとれてます、
      弊社の創業小屋は母屋に吸収合併で面影も無いです、
      その後、余り発展してないのは、大きくする意志も少なかっからかな、自己実現を目指したけど中途半端でした。

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