【先日、ウチの嫁が】~導かれし 嫁たち編~ by neo

このブログは、私の愛娘(長女:当時9歳、次女:当時6歳)についての他愛のない日常を不定期に綴る、仕事や技術的な話とは全く無縁の完全に自己満足な日記です。が、話をうまくまとめることができず、日記なのに前後編の二部構成となりました。今回はその後編となります。……日記なのに、後編。

 

先日、ウチの嫁(多分このブログの存在を知らない)が

「何か美味しいものを食べたい!だーべーだーいー!!」

と叫びだしましたので、色々と手遅れになる前に旅行に出かけた際の、二日目のお話です(一日目については「そして レゴランドへ編」を参照)。

 

一応、前話を読まなくても分かるように、一日目の出来事を時系列でまとめておきましたので、何の話かよく分からんという方は、以下を参考にしてください。

 

嫁の「ここではない どこかへ病」が発症する。

むすめたちは さびしそうに さっていった!

だいまじんが あらわれた!

母娘のお誕生日のお祝いとして、名古屋旅行が決定する。

車酔いで娘(次女)が真顔になる。

レゴランドは全てレゴで出来ていると力説するも、娘(長女)に否定される。

レゴプールを予約する。

えるが たりない!

レゴランドは全てレゴで出来ていると力説するも、娘(長女)に否定される。(二回目)

アイスで娘(長女)を買収、娘(次女)への忖度を要求する。

レゴランドにおける全てのものは、レゴで出来ていることが確定する。

事あるごとに「ニンジャゴー!」と叫んでしまう呪いにかかる。

レゴランド限定のブロック(無料)を入手する。

ひたすら写真を撮りつつ、閉園を迎える。

「メイカーズピア」にて食事処を探す。

おお いんしょくてん! へいてんしてしまうとは なさけない!

そうさ、ウチのママはすごいんだ。

ホテル内の温水プールにて、嫁が開き直る。

ホテル内の温水プールにて、娘(長女)が鼻血を出す。

非同盟国に戦艦を一隻、無償で寄贈する。

満足感はハンパないが、せめてパレオが欲しかった嫁。

ホテル内のアスレチック施設にて、娘(長女)が鼻血を出す(二回目)。

海賊部屋でヨーホーしながら、床に這いつくばる。

2019 レゴランドがんばれ!

海賊の一員として朝を迎える  ← 今ココ

 

二日目の朝食は、ホテルのバイキングでした。
「部屋も朝食もバイキング!いやっほう!」とご機嫌に、おかずコーナーへ向かいます。
私はこの「好きなものを、好きなだけ食えよ!誇り高きバイキングだろうが!ガハハハハ!!」という、バイキングの心意気みたいなものが大好きです。

 

「パパー、あそこにならぶの?」
「ああ…うん、そう…なのかな?」

 

おかずコーナーへ行くと、おかずの乗ったテーブル(外周)に沿って、見事な行列ができていました。
スタート地点のデザートコーナーから、目的のおかずまで並ばなくてはいけないということでしょうか?むしろ、みんないきなりデザートから食べるの?

 

「なんかこの列、変じゃない?」
「ゴール地点の飲み物だけ欲しい人とかも、ここから並ぶのかね?」
「こういう列って、最後にお会計がある場合のヤツだよねー」
「だよね。…ベーコンが遠いなぁ」

 

嫁も違和感を感じているようです。

仕方なく並んでいると、スタッフさんが必死に「テーブルに沿って列を作らないでくださーい!」「並ぶ際は各おかずの前に、縦に並んでくださーい!」と叫びだしました。
どうやら列は自然発生してしまったようで、ホテル側の意向ではなかったようです。

しかし、スタッフさんの必死の叫びも空しく、動く人はほとんどいません。

騒がしいので声が届いていない、外国人の方が多い、というのもあるのでしょうが、おそらくいまさら列を外れて好きなおかずの前に移動すると、他の並んでいる方から割り込みと思われてしまう恐怖に怯え、動けないという方が大半でしょう。

 

実際、我が家もその恐怖から、とりあえず並びましたから。

 

そうは言っても、事前予約の入れ替え制により時間は限られているため、スタート地点から並んでかなり先にあるベーコンを取る、などという時間の余裕はありません。
かと言って、ベーコンを取らない、などというバイキングにあるまじき行動をとるわけにもいきません。
ベーコンのないバイキングなど、「ゆうしゃのいないドラクエ」のようなものです。

 

「…仕方ない、勇気を出して先陣を切ろう。ゆうしゃになるんだ!
「そうね、スタッフさんも気の毒だし」
「ウチもベーコンたべたーい」
「さっちゃんは、たまごー!」
(ちなみに、自分のことを長女は「ウチ」、次女は「さっちゃん」と呼びます。参考まで)

 

そんなわけで、それぞれ娘を連れて列を離れたところ、前後の方も便乗してくれたのか、少しだけ行列が崩れ始めました。

おっかなびっくりベーコンの前に縦に並ぶと、テーブルに沿って並んでいた方との間で微妙な空気が流れましたが、「そうでーす!縦に並んでくださーい!横ではありませーん!」というスタッフさんのまさかの後押し?があったため、その方も納得顔で別のおかずへ移動されていきました。

そんなこんなで若干、朝から気疲れしましたが、バイキング自体は和洋中を取り揃え、子供たちも大喜びでした。
ちゃんとレゴの(形をした)ポテトもありました。

 

さて、今日は嫁希望のひつまぶしの日です。
朝食の時間が遅めな上、お腹いっぱい食べたということもあり、少し名古屋観光をしてから遅めの昼食にしよう、ということになりました。

出発を前に、前日の夜は軒並み閉店していたメイカーズピアで、お土産の購入やタイムセールなどを巡りリベンジを果たし、定番中の定番、名古屋城へ向かうことに。
車内では名古屋城についての話で盛り上がります。

 

「なごやじょーって、なにー?」
「お城だよ。昔のエライ人が住んでいた、とても大きなおウチだね」
「ウチ、しってるよー。きんのしゃちほこがあるんだよー」
「へえ、知ってるんだ?大したもんだ」
「えへへへへー」

 

読書好きの娘(長女)、何かで読んだことがあったらしく、ちょっぴり得意げです。

 

「ねえね、しゃちほこってなーに?」
「えっとねー、なんかねー、やねにのっかってる、エビみたいなヤツだよ
エビ!ハサミでチョッキン!ぎゃははははー!」」
(ちなみに次女は長女のことを「ねえね」と呼びます。参考まで)

 

しゃちほこをエビ呼ばわりする娘(長女)も相当のツワモノですが、「ハサミでチョッキン」などと、エビをカニに脳内誤変換してしまった娘(次女)には敵いません。

嫁は助手席で爆笑していました。名古屋の皆様、本当に申し訳ございません。

 

 

<名古屋城>

名古屋城(なごやじょう)は、尾張国愛知郡名古屋(現在の愛知県名古屋市中区・北区)にあった日本の城。「名城(めいじょう)」、「金鯱城(きんこじょう、きんしゃちじょう)」、「金城(きんじょう)」の異名を持つ。日本100名城に選定されており、国の特別史跡に指定されている。
※参考Wikipedia

 

 

「さあ、着いたぞ」

 

名古屋城に隣接する駐車場に車を停め、観覧料を払うためのチケットブースに向かうと、何やら立て看板が。

 

 

 


”本日無料”
※なぜでしょう?改装中だから??

 

 

 

「あれ?無料だってさ」
「ツイてるね」

 

小さな幸運に足取りも軽く、ご機嫌に敷地内を歩きます。
一部改装中で入れない箇所がありましたが、敷地は結構広く、お城の雰囲気を肌で感じることができました。

 

 

 


”名古屋城とパイロン”
※これはさすがに違和感がありました…

 

 

 


”清正石”
※名古屋城で一番大きい石だそうです

 

 

 

残念ながら天守閣についても、設備の老朽化や耐震性の確保などの問題に対応するため、閉鎖中でした。
本丸御殿には入れるとのことだったので、30分程列に並び見学してみることに。

 

「金ピカだー」
「ホントだね。我が家も金ピカにしてみよっか?」
おりがみのきんピカあるよ!さっちゃんもってるー!」
「おりがみじゃダメでしょ」
「目が痛くなるから嫌よ」

 

ただひたすら部屋と廊下を歩き回るだけだったので、娘たちが飽きないか若干心配でしたが、初めてのお城だったということもあり、意外と楽しそうでした。
しかし、後半は娘(次女)が疲れてしまったようです。

 

「…さっちゃん、つかれちゃった…」
「頑張れ、もう少しでゴールだよ」
…このおへやで、おひるねしたい
「そりゃまた、贅沢だな…」
「こらこら!入っちゃダメよ!」

 

一度だけ、フラフラとタタミの部屋に吸い込まれそうになる娘(次女)を、止めました。

 

 

 


”お昼寝してはいけないお部屋”
※ダメ、ゼッタイ

 

 

 

その後、お土産屋さんで ”ういろう” や ”段ボールで組み立てる小さな名古屋城” などを購入し、隣接する「金シャチ横丁」に向かいます。
こちらは、食事処や名産品を取り扱う店などの商業施設が建ち並んでいます。

 

「ひっつまぶし♪」
「お、味噌カツあるじゃん」
「ひっつまぶし♪」
「ここは味噌煮込みうどんか、寒い日にはもってこいだね」
「…ひつまぶし」
「名古屋コーチンの親子丼の店、凄い行列ができてるぞ」
「…ひつ……まぶ………し…………」
「冗談だって(笑)ひつまぶし食べよう」

 

さすがはひつまぶし専門店、お値段はそこそこしますが大変美味しかったです。
旅行前に「うなぎはあまり好きじゃない宣言」をしていた娘(長女)が、「ひつまぶしさいこー!うなぎだいすきー!」と言い出すくらい、美味しかったです。
何はともあれうなぎの肝吸いで乾杯し、無事に嫁のお誕生日をお祝いすることができました。

 

 

 


”嫁の念願のひつまぶし”
※これを のこすなんて とんでもない!

 

 

 

「美味しかったー♪」
「いつかまた食べたいなぁ」
「ウチ、うなぎだいすき!」
「さっちゃんもー!」

 

お土産に「うなぎいなり」を購入し、お店の外に出ると人だかりができていました。
何やら大砲のようなカメラを構えた男性の集団が、輪になってひたすら何かを撮影しているようです。

 

「…着物を着た、二人の女性…みたいね」
「着物?ここの広告塔かな?」

 

後で調べたところ、どうやら「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」という、凄い肩書きを持つ方たちだったようです。

 

「きもののおねーさん、キレイだねー」
「ここの街並みに合ってるね」
「パパもしゃしんとってよー!ぎゃははははー!」
「うーん…何となく、あの集団の邪魔はしてはいけない気がする…

 

そもそも「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」の移動に合わせて大砲カメラ集団も着いて行くので、付け入るスキが見当たりません。
それに…なんというかこう、熱意?情熱?滾るパトス?みたいなものがないと、あそこに入る資格がないような気がします。こういう追っかけもあるんですね。

 

「まあ、ちょっと遠いけどここから撮っておくよ…って、オイ!
「ぎゃははははー!」

 

たまに恐れ知らずになるウチの娘(次女)が、笑いながら「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」に突撃していきました。
慌てて止めようとしましたが、時すでに遅し。

 

「…あら?カワイイお嬢ちゃんね」
「お名前は?」

 

おねえさんの むれは むすめ(じじょ)が みがまえるまえに はなしかけてきた!

 

「……○○○○、です……」
※名前は伏せさせていただきます。

 

自ら突撃しておきながら不意に話しかけられてド緊張するという、強いんだか強くないんだかよく分からんハートを持つ娘(次女)が、緊張のあまり律儀にフルネームで答えています。

 

チラチラこちらを見ては「勢いでやっちまった!どうしたらいい!?」と目で訴えている気がしますが、ここは自己責任。
人生経験のためにも心を鬼にし、笑顔でスルーします。

 

むすめ(じじょ)は なかまをよんだ!
しかし たすけはこなかった…。

 

それよりも「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」の注意を完全に奪い取ったウチの娘(次女)に、大砲カメラマンたちが気を悪くしたり、邪魔に思ったり、勝手に撮影したりしないかとても心配です。…そこのメガネの方、勝手にウチの娘を撮らないでもらえますかね?

 

そんな中、心優しい「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」は、ド緊張でアストロン状態の娘(次女)に、優しく話しかけてくれます。

 

「どこから来たのかな?」
「……」

 

へんじがない。ただの 6さいじ のようだ。

 

「お父さんとお母さんは、あそこにいる人かな?」
「…うん」

 

おとうさんは めをそらしている!
おかあさんは てを ふった!

 

「おねえさんたちと一緒に、お写真撮る?」
「…うん!」

 

おねえさんの かいしんの ひとこと!
むすめ(じじょ)は こころを ひらいた!

 

テレレレッテッテッテー♪
むすめ(じじょ)は レベルが あがった!
うんのよさ が 1 あがった!

 

「…娘(長女)よ。お前も参加しろ」
「えー、ウチ、はずかしいからヤだよー」
「来て欲しそうに娘(次女)がコッチ見てるじゃない。行ってあげなよ?」
「そうだそうだ。助けを無視するなんて、サイテーの人間のすることだぞ?
「…わかったよー」

 

嫌そうにしつつもどことなく嬉しそうな娘(長女)と、ホッとしたようでようやく笑顔がこぼれる娘(次女)を挟んで、「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」が笑顔を向けてくれます。
私も意を決して大砲カメラ集団の前に陣取り、スマホのカメラでパシャパシャしました。大砲が、ナンボのもんじゃい!

 

 

 


”心優しい「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」”
※娘の顔は加工しています

 

 

 

 


”別の一枚に写りこんでいた大砲”
※この画像は裁判の際に証拠となります

 

 

 

「いいニオイしたー」
「キレイだったー」

 

「金シャチ横丁 公式サポーター PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」の皆さん、優しくしてくださり本当にありがとうございました。
何かこう、それはもう色々と大変そうですが、お体に気を付けてこれからも頑張ってください。

 

その後、他のお店を巡ってお土産を買ったり、前日約束したアイスを娘(長女)に買い与えたり、眠くて機嫌が悪くなった娘(次女)のパワハラを受けたりして、日が暮れる前に帰宅の途に着きました。

 

「二人とも、疲れたでしょう?しっかり寝ておきなさいよ?」
「ウチ、ぜんぜんねむくなーい」
「さっちゃんもー」
「…さっき、眠くて機嫌が悪かっただろ…」

 

後部座席でそんな強がりを言う娘たちでしたが、出発して数分後には夢の中へ。

 

「なんで眠いのを認めないんだろうね?」
「認めたくはないものだな。疲れゆえの眠気というものを」
「…なにそれ?」
「しかしまあ、二日間無事で良かった」
「まだ家に着いてないじゃん(笑)。はい、どうぞ」

 

大口を開けて爆睡する娘たちの寝顔をバックミラー越しに眺め、嫁に渡された栄養ドリンクを飲み干し、ファイト一発ハンドルを握る私でありました。

 

 

 

おつかれさまでした。りせっとぼたんを おしながら でんげんを きってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…さっちゃん、きもちがわるい…」

 

なんと むすめ(じじょ)が おきあがり ぐあいが わるそうに こちらをみている!

 

「マジで!?大丈夫か!?」
「どのくらいガマンできそう!?」
「……」

 

へんじが ない。ただの くるまよい のようだ。

 

「とりあえず、何か袋を渡せ!!」
「娘(長女)!これ渡してあげて!」
「……」

 

しかし むすめ(ちょうじょ)は ねむっている。

 

「なんでこの状況で寝ていられる!?」
「次のPA……あと12km!」
「ダメだ…間に合わない……」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして  でんせつが  はじまった!

 

 

 

 

 

 

 

 

※この後、ギリギリPAに辿り着き、何とか事なきを得ました……車内で口からメラゾーマとか、本当に勘弁してください……。

 

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